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だいぶご無沙汰をしてしまいました。

あたりさわりのない毎日を送ることに定評のあるわたしですが、

お天気をやり過ごすわけにはいきませんので、

今日は全国的な雪模様にしっかりと巻き込まれてしまいました。

こういうご報告の場合は、

吹雪く様子や積もった雪の写真などが必須なのに、

慣れない天候に舞い上がってしまい、１枚の写真も撮っていません…

拙い言葉だけでは、

広島では珍しい雪の様子をお伝えすることはできないので、

かわりに、というのはおこがましいですが、

今日自分がサクサク派であることに気付いたお話を聞いて頂こうと思いいます。

雪が積もった道を歩くとき、

みなさんは積もった雪の上、

先人の足跡や車輪の轍の上、

どちらを選んで歩かれますか？

好む好まないではなく、無意識のうちに、

わたしは雪の上を歩くサクサク派でした。

つま先の感覚がなくなって、しもやけになってもサクサク派です。

サクサク派は予想外に少数派で、

シャーベット状の轍の上を、

うつむきがちに粛々と進む列に加わるひとを多く見かけたわたしは、

そのひとたちをしゃくしゃく粛々派と勝手に名づけました。

ローファーにハイソックス、

深い臙脂色のマフラーで顔まで覆ったサクサク派女子高生の、

潔くて勇ましい姿に元気をもらった寒い寒い朝でした。

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